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2016年4月18日 (月)

お松大権現へ行く。

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招き猫がたくさんある風景に驚く。

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日本三大化け猫は鍋島・有馬・阿波という。猫の飼い主が恨みを抱いて自殺し、その怨念が飼い猫に乗り移って、仇を討つというストーリーの柱は共通。
江戸時代のはじめ天和・貞享年間(1681~1686年)に加茂村(現・阿南市加茂町)の庄屋惣兵衛は不作である村を救うために、私有の田畑5反を担保に富豪の野上三左衛門に金を借り、すでに返済したにもかかわらず、富豪の策略で未返済の濡れ衣を着せられ、失意の内に病死した。そこで、借金の担保になっていた土地は富豪に取り上げられてしまう。庄屋の妻のお松は奉行所に訴え出るも、富豪に買収された奉行は不当な裁きを下す。お松がそれを不服として、貞享3年正月に藩主の行列に直訴し、同年3月15日に直訴の罪により処刑される。お松の飼っていた三毛猫に遺恨を伝えていたところ、その三毛猫が化け猫となり、富豪や奉行らの家を滅ぼしたという。
正義を貫いたお松さんにあやかって、今では勝負と商売の神様として参拝者が絶えないという。
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那賀川はかなり深いV字谷をつくって流れている。その那賀川の支流の加茂谷川は那賀川に合流するところで扇状地をつくっている。山に囲まれた加茂谷はまるで隠れ里のようだ。
「阿波商法」という言葉を聞いたことがある。阿波の商人は証文を交わさないのだという。口約束だけで、証文はなく、商談の場に呼ばれた芸者さんが生き証人となる場合が多かったという。もう亡くなられたが「阿波のよしこの」の名手であったお鯉さんも、数々の商談の生き証人となったという。記憶力に優れ、ウソをつかないことで有名だったともいわれている。
約束を違えたことに始まる「お松さんの化け猫騒動」と
それとあえて口約束を良しとして、あえて証文を残さない阿波商法
かつて那賀川は山の幸を乗せた船が行きかう交通の大動脈であった。
その川のたもとの、隠れ里のようなところにあるお松大権現は何か関係があるのではないかと思う。

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