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2016年3月 6日 (日)

アニマル・ウエルフェアに適った養豚をめざして

「5つの自由(解放)」とは、国際的に認められている動物の福祉基準。

1960年代にイギリスで、家畜動物の飼育環境改善のために生まれ、現在では、家畜だけでなく、愛玩動物(ペット)、展示動物(動物園の動物など)、実験動物などに対する福祉の基本として世界中に認められています。

以下に、5つの自由と動物福祉の評価表を掲載する。

■1.飢えと渇きからの自由(解放)
(1) 動物が、きれいな水をいつでも飲めるようになっていますか?
(2) 動物が、健康を維持するために栄養的に充分な食餌を与えられていますか?

■2.肉体的苦痛と不快からの自由(解放)
(3) 動物は、適切な環境下で飼育されていますか?
(4) その環境は、常に清潔な状態が維持されていますか?
(5) その環境には、風雪雨や炎天を避けられる屋根や囲いの場所はありますか?
(6) その環境に怪我をするような鋭利な突起物や危険物はないですか?
(7) その動物に休息場所がありますか?

■3.外傷や疾病からの自由(解放)
(8) 動物は、痛み、外傷、あるいは疾病の兆候を示していませんか?
 もしそうであれば、その状態が、診療され、適切な治療が行われていますか?

■4.恐怖や不安からの自由(解放)

(9) 動物は恐怖や精神的苦痛(不安)の兆候を示していませんか?
 もし、そのような徴候を示しているなら、その原因を確認できますか?
 その徴候をなくすか軽減するために的確な対応がとれますか?

■5.正常な行動を表現する自由 

(10) 動物は、正常な行動を表現するための充分な広さが与えられていますか?
 作業中や輸送中の場合、動物が危険を避けるための機会や休息が与えられていますか?
(11) 動物は、その習性に応じて、群れあるいは単独で飼育されていますか?
 また、離すことが必要である場合には、そのように飼育されていますか?

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養豚をしている七星食品さん。塩区と関西で展開している生活協同組合コープ自然派と提携して「自然豚」というブランドでアニマル・ウエルフェアにかなった養豚のためにいろいろ努力している。

「自然豚」は年間の供給量が7000頭を超え。今まで九州や関東から子ブタを到達していたが、ついに自社で母豚の飼育に挑戦することになった。

子ブタをトラックで超距離輸送することは、輸送中に死なせてしまうリスクが大きい。

現在の、一般的な母豚業では、母豚は自由に動き回ることができない、方向転換もできないほどの狭い檻に入れられて飼われている。これはあまりにも残酷なので、自由に動き回れるスペースを確保した母豚飼育場で子ブタの繁殖をやりたい。

これが実現できたら、本当の意味でのアニマル・ウエルフェアの実現が出来る。

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