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2016年1月19日 (火)

荒神さまとあやつこ

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荒神さまは竈の神様、または火の神様だといわれている。火伏せの御利益がある。
岡山(200社)、広島(140社)、島根(120社)、兵庫(110社)、愛媛(65社)、香川(35社)、鳥取(30社)、徳島(30社)、山口(27社)と瀬戸内海地方で祀られている神様で、他の県では10社以下、県内に1社もない県もある。
徳島県徳島市中吉野町にある荒神社は元和9年(1623年)後水尾天皇の御代に火除けの祭神として興津比古命(オキツヒコノミコト)が祀られたのがはじまりという。
『古事記』によると、大年神と天知迦流美豆比売神が婚姻して十人の御子神が生まれた。その中にオキツヒコノミコトがいる。
奥津日子神、奥津比売命(大戸比売神)、大山咋神(山末之大主神・鳴鏑神)、庭津日神、阿須波神、波比岐神、香山戸臣神、羽山戸神、庭高津日神、大土神(土之御祖神)。
オキは竈のオキビのオキではないかと考えらえている。三宝荒神社という場合は、オキツヒコ・オキツヒメと火の神様であるカグツチノミコトを祀って三宝とする。ちなみに仏教の三宝は仏像・お経・お坊さん。
荒神信仰というと、お宮参りをしたときに、子どもの魔除け、病気除けとして、子どもの額に鍋炭で×と書くまじないがある。×は「あやつこ」という。現在では×は間違いで、○が正解だが、古代においては、大事なものであることを示す印として×が使われ、×は閉じる意味で、魔物が入ってくるのを防ぐというような意味がある。
また、医療が今のように発展していない古代においては、子どもが幼いときに亡くなることが多く、別の世界から、この世にやってきて肉体に宿った子どもの魂が、元の冥界に戻らないように、強力につなぎとめておくまじないとして×をつけるのだという。
地域によっては額に「犬」とかくところもある。犬は安産の神様だが、額に犬と書くのは、これは人間ではありませんと、魔物を欺く知恵なのだろう。
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このクスノキ、手を振って応援しているチアリーダーのようだ。

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