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2016年1月25日 (月)

地球温暖化とエルニーニョ現象

マッデン・ジュリアン振動は、アメリカの科学者ローランド・マッデン(Roland Madden)さんとポール・ジュリアン(Paul Julian)さんによって1972年に発見された。

マッデン・ジュリアン振動は、気圧がシーソーのように上がったり下がったりする気圧振動現象で、結果として赤道上に、高度15kmにおよぶ、とても発達した積乱雲の雲の群れが、インド洋から太平洋の日付変更線付近まで、6000キロも連なることになる。積乱雲は秒速5mでゆっくりと移動し、日付変更線付近で雲は消えるが、風は秒速30mまで加速し、40日前後で地球を一周する。発生する場所はインド洋上と決まっていて、40日~60日の周期で発生を繰り返す。

MJOの積乱雲の群れが通り過ぎた後にできた渦巻きが発達し、その後、台風となるため、台風の発生する数が増え、日本への台風被害も増大する。

またMJOは、その東でおきているエルニーニョ現象に影響を与え、アメリカやアフリカでの大干ばつと集中豪雨といった異常気象を引き起こす原因と考えられる。

地球温暖化との関係は不明だが、インド洋の水温が、年々高くなっていることが懸念されている。インド洋は北側にユーラシア大陸があり、寒帯の海がないため、赤道で暖まった海水が冷めにくい。

インド洋の海表面温度はこの50年間で0.6~0.7度も上昇している。海面水温が28℃を超える海域の上空では積雲活動が活発になる。

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