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2015年12月10日 (木)

紀伊水道の海のめぐみ

黒潮が運んでくる暖かい湿った空気は四国山地にぶつかり、日本一の降水量といわれるほどのたくさんの雨を降らせる。その水は吉野川・那賀川・勝浦川・海部川という大きな川となって海にそそぐ、山のミネラルと栄養をたっぷり含んだ水は紀伊水道の海底に田んぼのような泥地をつくる。そこに多くの魚が潜んでいる。また、大きな川の河口は魚の稚魚が育つ海のゆりかごである。紀伊水道は魚の種類の多い海で知られている。そして、瀬戸内海と太平洋につながっているため、どちらかから魚が入ってくるため、台風の直後でも、漁業ができる豊かな海である。

徳島市中央市場の中にある鮮魚井上商店の四宮さんに、紀伊水道では何種類の魚が捕れるのか訪ねてみました。四宮さんは、よく聞かれる質問だけれど、実際に数えたことがないというので、紀伊水道でとれる魚はいったい何種類ぐらいいるのか?魚図鑑を見ながら、四宮さんが扱っているおもな魚を書き出してもらいました。それが以下の63種類。もっとたくさんの種類を扱っているそうですが、図鑑で確認できたのが以下の魚。

Photo←徳島県立博物館の展示。

あいご・あぶらめ・まあじ・まるあじ・あなご・あまだい・あわび・あんこう・するめいか・やりいか・あおりいか・はりいか・もんごういか・いさき・いしだい・いとより・ぼうぜ(いぼだい)・いわし(あまり取れない)・うに・えい・くるまえび・いせえび・しらさえび・さるぼえび・おこぜ・かさご・かつお・わたりかに・かます・かれい・かわはぎ・かんぱち・きす・きんめだい・こち・このしろ・さざえ・まさば・ごまさば・さより・さわら・したびらめ・すずき・まだい・くろだい・きびれ・たこ・いいだこ・たちうお・なまこ・はも・ひらち・ひらめ・ふぐ・はまち・べら・ほうぼう・ぼら・よこ(まぐろの子)・びんよこ・まなかつお・めじな(ぐれ)・めばる。

Photo_2徳島県のデータはないのですが、紀伊水道をはさんで向かい側の和歌山県の沿岸には1,700種の魚がいるという。高知県沿岸には1,400種類。瀬戸内海には650種とのことです。
徳島市の漁協さんのホームページには年間を通いて200種類を超える魚と付き合っていると書かれている。日本にはおよそ4,000種の魚がいるとのことで、そのうちの4分の1の1,000種類は紀伊水道にもいるといわれています。そのうち、漁師さんが扱うのは、もちろん食べれる魚だけ。

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